併用薬の副作用を強めてしまう例

飲んでいる薬(A) 飲み合わせで副作用が強まる薬(B) 起こることがある症状
胃・十二指腸潰瘍薬
H2受容体拮抗剤
<シメチジン>
ぜんそく薬
気管支拡張剤
<テオフィリン、 アミノフィリン>
(B)の血中濃度が高くなり中毒症状(吐き気、動悸、不眠、手足のふるえなど)併用注意
催眠鎮静薬<トリアゾラム>
抗不安薬<ジアゼパム>
(B)の血中濃度が高くなり眠気・不快感の延長、ふらつき、頭痛、呼吸抑制 併用注意
カビの薬
抗真菌剤
<イトラコナゾール、ミコナゾール>
ぜんそく薬
抗アレルギー剤
<テルフェナジン>
(B)の血中濃度が高くなり頻脈、動悸、手足のふるえ 併用禁忌
抗生物質
<エリスロマイシン>
鎮痛・消炎・解熱剤
非ステロイド系抗炎症薬
<インドメタシン、ピロキシカム、フェンブフェン>
抗菌剤
ニューキノロン系
<シプロフロキサシン、オフロキサシン、エノキサシン>
併用によりけいれん発作が急増する 併用注意
  • お願いとご注意
  • ※代表的な薬剤名を記しました。
  • ※ここに挙げた例の他にも多くの相互作用が知られています。
  • ※実際に飲んでいる個々の薬については処方医師・調剤薬剤師にお尋ね下さい。